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2026.3.15説教要約 使徒 16:16-40「わたしたちが歌うとき」      井上創牧師

  • 3月22日
  • 読了時間: 2分

 占いとは、未来を見通そうとする行為です。人はこれから起こる出来事を予測することで、少しでも未来を自分に都合のいいように変えようとします。しかし、先のことを知るのは神さまだけです。明日のことを思い煩い、未来を自分の思い通りにしたいと願うわたしたちもまた、占いの霊による支配の下にあると言えるかもしれません。

 パウロはこの霊と関わることで捕えられ、鞭打たれ、自由を奪われます。これは彼にとって不都合なことであったに違いありません。しかし、パウロたちは牢の中で祈り、賛美するのです。なぜ、わけがわからない、不条理のただ中にあって、パウロは賛美したのでしょうか。それは、どのようなときにもイエスさまが共にいてくださると信じていたからではないでしょうか。彼は自分にとって都合のいいことが起こったから、神さまを誉め讃えたのではないのです。いつもイエスさま一緒にいてくださる。そのことが嬉しくて賛美したのでしょう。

 苦境の中、逃げる機会が与えられていながら、とどまって賛美するパウロたちの姿を見て、看守は洗礼へと導かれていきます。更には、歪められた世の権力構造にもくさびが打たれることになるのです。

 伝道とは、何か上手くいった出来事を語ることや、耳心地のいい未来を願うことではなく、ただイエスさまが共にいてくださる喜びを証しすることなのではないでしょうか。

 
 
 

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