説教要約 ガラテヤ4:6-7 2023.6.11
「愛を受け継ぐ」 井上創牧師
あかちゃんがとてもかわいいのは、見ている人たちをしあわせなきもちにするためなのではないでしょうか。きっとあかちゃんは、生まれてくるときにかみさまから「かわいい」というおくりものをもらうのでしょう。わたしたちもそれぞれにかみさまからもらったものがあるはずです。
せいしょには、「そうぞく」ということばがつかわれていました。おやのもちものをゆずってもらうことを「そうぞく」と言います。かみさまからすてきなおくりものをもらったわたしたちは、みんなかみさまの子どもなのです。
ここにいるおとなたちも、かみさまからそれぞれにおくりものをもらいました。そして、それをかみさまのごようのためにつかいながら大きくなりました。「へいわをじつげんするひとびとはかみの子とよばれる」とせいしょにかかれています。だから、おくりものをつかってへいわのためにはたらいているおとなたちもみんな、かみさまの子どもなのです。
イエスさまは、かみさまのおやくに立ちたいと思って「せんれい」をうけました。すると、天からハトのような「せいれい」がおりてきて、こえがきこえました。「これはわたしのあいする子、わたしのこころにかなうもの」。
こうして、イエスさまとおなじように「せんれい」をうける人たちはみんな、かみさまの子として、もらったすてきなおくりものをほかの人たちのためにつかう「あいのちから」をあたえられるのです。
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