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2023.4.9説教要約 ルカ24:1-12「驚きながら帰る」

  • 2023年4月18日
  • 読了時間: 2分

説教要約 ルカ24:1-12             2023.4.9

「驚きながら帰る」         井上創牧師


わたしたちが毎年のようにイースターの朝に耳にする聖書箇所。そこにイエスさまの姿はほとんど描かれていません。空になった墓と、残された亜麻布、そして復活を告げる者の言葉。ペトロは何が起こったのかわからず、ただ驚いて帰って行きました。今朝、わたしたちも同じ驚きの中にいるはずです。


もしかしたらイエスさまは敢えて、わたしたちの前から消えて、見えないものになってしまわれたのではないでしょうか。命の終わりとしての墓をみつめるわたしたち。絶望的な自分の境遇にばかり目を注ぐわたしたち。印刷された文字の羅列としての聖書に答えを探そうとするわたしたち。そのようなわたしたちには「生きている方」であるイエスさまは見えないのです。


「あの方は、ここにはおられない」と、輝く衣を着た二人の人が言います。では、どこにイエスさまはおられるのでしょうか。ルカによる福音書において、弟子たちは一人でいるときにはイエスさまに会えません。「一体何事が起こったのか」と驚きいぶかしみながらエマオへ向かう弟子たちの前に、またその報せを聞いてもなお疑いを拭い去れない使徒たちの前に、イエスさまは現れてくださるのです。そして、わたしたちの目を、心を死の支配から命の希望へと向け、目覚めさせてくださいます。


このようにして今も、この世界の中で戸惑い、恐れながらも、二人、三人が集い祈りを捧げるこの教会の群れにおいて、復活のキリストは生きて働いていてくださるのです。

 
 
 

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