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2023.2.12説教要約 マタイ21:33-46「捨てられた石」

  • 2023年2月27日
  • 読了時間: 2分

説教要約 マタイ21:33-46           2023.2.12

「捨てられた石」          井上創牧師


ぶどう園とは、エルサレムとその神殿のことでしょうか。主なる神さまの子であるイエスさまはこの都の外で十字架につけられます。ぶどう園とは、ユダヤ社会のことでしょうか。イエスさまはこの社会からはじき出され、神さまは恵みの実りを人々から取り上げて、異邦人へと譲り渡されます。ぶどう園とは、主なる神さまが丹精込めて造られたこの世界のことでしょうか。わたしたちは自分たち人間がこの世界の支配者になろうとして、資源を濫用し自然を破壊し続けています。ぶどう園とは、わたし自身のことでしょうか。生きるに足るように神さまが精密に設計した体と心を、蔑ろにしてしまっていないでしょうか。


いずれにせよ、わたしたちは主人の思いに耳を傾けず、共にいてくれようとするイエスさまを払いのけて、自ら滅びへと向かって行っているのだということが、このたとえ話からは聞こえてきます。そして、この残念な結果で終わらないように、ぶどう園のたとえ話は捨てられた石の話へと続いていくのです。


わたしたちが外へと押しやり、追い出し、なき者にしようとした「石」を、神さまはしかし大切に思い、それをわたしたちの礎として据えてくださいます。今一度、わたしたちが捨てようとしたもの、見なかったことにしようとしたものに目を留めてみましょう。心を向けてみましょう。そこにこそわたしを形作るための重要な何かがあるかもしれないのです。暗い闇に閉ざされたところにこそ、共なるキリストの光は輝くのです。

 
 
 

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