top of page

2023.12.10説教要約 ルカ 1:26-38「お言葉どおり成りますように」

  • 2024年1月17日
  • 読了時間: 2分

            

神さまのわざが自分に及ぶことを恐れ、その要求を素直に受け止めることができないマリアの姿は、旧約のモーセの召命にも重なるように思えます。しかし、果たして天使はマリアに、御子の誕生のための器となることを求めているのでしょうか。そして、マリアはそのようにして用いられることに対して「お言葉どおりこの身に成りますように」と答えているのでしょうか。


天使が最初に言った「おめでとう」とは、原語においては「喜べ!」という意味になります。驚きのあまり、喜ぶことのできないマリアに天使は、「恐れることはない」「あなたは恵みをいただいた」「その子は偉大な人になり・・・」と、これから起こることがいかに喜ばしいことであるかを説くのです。最終的にマリアは、自分の身に何が起こるのか理解も、納得もしていないのかもしれません。それでも、わからないままに神さまのわざを喜ぶことができるようにと、「お言葉どおり成りますように」との結論に至るのです。


マリアがそこに至ったのは、天使の「聖霊」のお告げを聞いたからかもしれません。聖霊はわたしたちをつなぎ止め、導き、関係を豊かにしていきます。自分と同じ境遇に身を置いているエリサベトの存在が、聖霊によってより強く示されたことで、マリアを励まし勇気づけたのではないでしょうか。わたしたちにもまた神さまのみわざが及ぶことがあるでしょう。その際には、この聖霊の力に委ねていくことができたらと願うのです。

 
 
 

最新記事

すべて表示
2026.3.1説教要約 ルカ 19:1-10  「救いがこの家を訪れた」      井上創牧師

ザアカイは木に登ってまでもイエスさまを見たいと願いました。一つ前の物語、目の見えない人が周囲の制止を振り切ってイエスさまを求めて叫び続けた心情と重なるように思えます。ザアカイもまた自分の在り方に揺らぎを覚え、心の奥底では助けを求めていたのではないでしょうか。  ザアカイはイエスさまから「あなたの家に泊まりたい」と言われたときに喜びます。地位の高い人や高名な人が集落を訪れたとき、その人を泊めるのはそ

 
 
 
2026.2.15説教要約 ヨハネ 11:17-27「このことを信じるか」       井上創牧師

亡くなったラザロの姉妹であるマルタは、「死者が終わりの日に復活する」という教えを知っていました。「イエスさまが神さまに願うことは、かなえられる」ことも知っていました。おそらく、マリアも知っていたでしょう。しかし、実際に兄弟の死を前にしたとき、彼女たちの心は悲しみに支配されていました。そこでイエスさまはマルタに問うのです。「信じるか」と。  わたしたちは証拠を見せられたり、証明してもらえれば、安心し

 
 
 
2026.2.8説教要約 ネヘミヤ 2:11-20「神さまのご計画」         井上創牧師

ネヘミヤは故郷であるエルサレムの町が荒廃していることを聞いて悲しみました。かつて大国によって攻め滅ぼされたときのまま、城壁も門も壊れた状態で放置されているというのです。  ネヘミヤは仕えていた王から帰国の許可をもらい、更には復興のための支援を受けて、故郷へ向いました。彼はしかし、用心深く一人で町に入り、修復が必要な箇所の視察も夜の内に行いました。復興を良く思わない人たちが町の内外にいたからです。

 
 
 

コメント


0266-62-2205 (FAX同)

日本、〒399-0211 長野県諏訪郡富士見町富士見3679

©2019 by 日本基督教団 富士見高原教会. Proudly created with Wix.com

bottom of page