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2022.12.11説教要約 マタイ2:1-8「粗忽者なれど」

  • 2022年12月22日
  • 読了時間: 2分

説教要約 マタイ2:1-8            2022.12.11

「粗忽者なれど」          井上創牧師


ヘロデ大王が行ったとされる幼児虐殺。そのきっかけとなったのは、東方から来た占星術の学者たちでした。学者たちは、ヘロデのいる王宮を訪ね、「新しい王の生誕」を告げます。これによってヘロデは恐れを抱き、王となる可能性のある幼児に対する凶行に及ぶのです。


ヘロデは祭司長や律法学者たちに調査を命じ、古い預言の言葉を見つけ出します。そこには「ベツレヘム」という町の名がありました。旧約の世界においてこの町の名前は、偉大な王ダビデの出身地として覚えられています。ダビデが王として見出されるときの物語がサムエル記上16章に記されています。エッサイの自慢の息子たちを退けて、末っ子のダビデが選ばれたとき、預言者サムエルはこう言っています。「(主は)人間が見るようには見ない。人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。」


占星術の学者たちもまた、その目に映るものを見ようとしました。すなわち、王が生まれるなら巨大で優美な王宮においてであると判断したのです。これは人としての性と言えるでしょう。


小さなものではなく、大きなものを選び、見てしまう。そういうわたしたちの罪が、失敗が、取り返しのつかない事態を引き起こすのです。しかし、神さまはそのような学者たちのうっかりしてやらかしてしまったミスの中にもご計画を忍ばせておられるのです。わたしたちの作り出した闇の中に、それでも光は輝く。これがクリスマスの出来事なのです。

 
 
 

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