説教要約 マタイ11:25-30 2021.7.25
「こども用ナップザック」 井上創牧師
イエスさまは人々を御自分のもとに招き、「休ませてあげよう」と言われます。また、「わたしから柔和と謙遜を学ぶなら安らぎを得るだろう」とも言われます。
今日の箇所でもそうですが、イエスさまは神さまと御自分の関係を親子にたとえて語ることが多くあります。そして、わたしたちにも、幼子のようになるようにと勧めておられます。
たとえば、山登りをするときに、親は子よりも大きな荷物を背負うとします。おそらく、その中にはこどもの分の荷物も含まれていることでしょう。こどもは自分のナップザックは重いと思って山道を進んでいきます。しかし、実は親はそれよりもたくさんの荷物を負っているのです。そして、こどもが必要と感じたときに、大きなリュックサックから何でも出してくれる。こどもはこうして親の優しさに信頼することを覚え、やがては自分の荷が軽かったことに気がつくようになるのです。
同じようにして、わたしたちはイエス・キリストの十字架を通して、他者の重荷をも背負うことのできる「柔和」な心を学び、自分の罪を背負っていただく謙りの心を学ぶのです。
「休む」ということが、全ての荷を下ろすということではないとしても、幼子のように神さまに信頼しながら、柔和と謙遜によって自分の荷を捉え直し、軛を背負いやすく変えていただくことで、わたしたちは確かな安らぎを得ていくことができるのではないでしょうか。
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