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2021.5.23 説教要約 Ⅰコリ12:12-26「ひとつのからだ」

説教要約 Ⅰコリ12:12-26 2021.5.23

「ひとつのからだ」     井上創牧師


ペンテコステの日、集まったお弟子さんたちの上に、炎のような舌の姿をした霊が降ってきました。これは、イエスさまが「わたしはきみたちみんなと一緒にいるよ」と言ってくれたことの証しでもありました。お弟子さんたちは、霊によって力づけられ、いろいろな国の言葉でイエスさまのことを伝え始めました。これが、教会の始まりです。


でも、いろいろな国の言葉で話したり、考えたりすることで、みんながバラバラになってしまっては教会は成り立ちません。パウロさんは、教会は一つの体のようなもので、一人一人はその部分だと言いました。目や手が互いをいらないと言えないように、わたしたちもそれぞれが違った役割を持ち、違った在り方をしていても、相手を大切に思い合うこと。そうやって霊によって一つにつながれた教会が造り上げられていくのです。


最後に、教会学校で今学んでいる出エジプト記のお話しをします。エジプトを脱出したモーセと、聖書の民は荒れ野で飢えと渇きに苦しみます。そんなとき、神さまはみんなのために水と食べ物を用意してくださいました。それらをいただきながら、モーセたちは旅を続け、遂には一つの民族として約束の地に辿り着くのです。


聖霊は舌の形をしていました。互いに祈り合うこと。そして、食事を分かち合い、味わい食べること。わたしたちもこれらの舌の働きを通して、一つとされていくのです。

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