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2020.4.12 イースターメッセージ

  • 2020年4月13日
  • 読了時間: 2分



イエスさまは、十字架にかかった後、

三日目に復活して弟子たちの前に現われたと聖書は言います。


イエスさまは、葬られた墓穴を出て、

自分を愛してくれた弟子たちのもとへと向かったのです。


弟子たちに伝えたいことがあったのでしょう。

伝えられたことによって、

それまで師の死刑に連座することを恐れて閉じこもっていた弟子たちに変化が与えられ、

積極的にイエスさまを宣べ伝えるようになるのです。


それこそが復活の大きな意味なのでしょう。

では、弟子たちにはどんなことが伝えられたのでしょうか。



イエスさまの言葉の一つ目は、「あなたがたに平和があるように」です。

都合が悪いことが起こると、すぐに何が原因か調べて、

誰かを犯人にして安心を得ようとするわたしたち。


その安心はしかし、誰かを断罪することによって得られるものです。

イエスさまは「あなたがたに」と言います。

わたしたちが裁き合う中には、この真の平和は生まれないのではないでしょうか。



二つ目は、

「父がわたしをお遣わしなったように、わたしもあなたがたを遣わす」という言葉です。


神さまが、御子イエスさまを地上に遣わされたのは、

その十字架によってわたしたちに真の命を得させるためでした。


命とは、生き方と言い換えてもいいかもしれません。

イエスさまがその命を用いて、

わたしたちがどれだけ大切な存在であるか示してくださったように、

わたしたちもそういう命の用い方をするようにと勧められているのでしょう。



三つ目に、「聖霊を受けなさい」と言われています。

これは、神さまの想いを受け止めるということです。


イエスさまは続けて、「罪を赦す」ことを教えてくださいました。

これは、相手の一つ一つの行為やその結果を赦すということだけではなくて、

時に疎ましくさえ感じるようなその人の存在そのものを肯定していこうということです。


十字架と聖霊によって示されたのは、

罪を犯すわたしたちの存在をも肯定しようという神さまの想いでした。



わたしはイエスさまが優しいから好きです。

その優しさは、人を赦す優しさです。

この世界でわたしが生きていいのだと。

どんなわたしをも、喜びをもって受け入れてくださる優しさを

イエスさまから感じています。


反して、窮する度に、誰かを攻撃したくなる自分の弱さを思います。


この世界の危機に、復活の主の教えを聞き、

他者を切り分け裁くことよりも、平和の使者として、

優しい心で世に向かい合っていけたらと願うのです。




 
 
 

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