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2019.10.20 説教要約 ルカ18:1-8「不正な裁判官」

  • 2019年10月30日
  • 読了時間: 2分

説教要約 ルカ18:1-8 2019.10.20

「不正な裁判官」          井上創牧師


わたしの脳内には不正な裁判官が住んでいます。

この裁判官は、本当のことを知ろうとするよりも、自分が「そうなのだろうな」と思うことに基づいて、誰かから伝え聞いた情報を参考資料として、人や世を裁こうとします。


真っさらな思いで目の前の人に向かい合えない理由のひとつが、「諦め」です。

これまでの経験から、無難な答えをみつけて、それ以上を知ることを諦めている。

楽だからです。目の前の人と、出来事と向かい合うことにエネルギーを割くことが億劫になっているのです。


わたしの中に、やもめもまた住んでいます。

不当な判決を受けて、捨て置かれているのは、わたしが勝手に裁き倒してしまった相手の残像なのかもしれません。

あるいは、本当はそんなことをしたくなかったのに、しなければならなかった。

そうやって隠されて、見えない振りをされてしまった、わたしの本心なのかもしれません。


そのやもめが、今声をあげています。

諦めないで欲しいと。もう一度裁き直して欲しいと。

面倒がらずに、勇気を出して、もう一度裁いて欲しいと。


このしつこさをわたしたちは愚かなことと侮っていないでしょうか。


自分を犠牲にしてまで。わたしでさえ諦めてしまった、わたしをなおも諦めずに、その本心を、真実を聞こうとしてくださる方がいるのです。

それが、イエス・キリストです。


このやもめであるキリストのしつこさに、不当な裁判官であるわたしの心も動かされていくのではないでしょうか。

 
 
 

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